我が子にアプリ課金を数万円された話
ほい(・ω・)
お久しぶりです!
今回は、こんな時代ならではのお話
『子供がアプリで勝手に課金して、とんでもない請求がきた!』的な( `・ω・´)
パターンとしては色々あるけれど、
①過去に親が課金の為に用いたクレジット情報が残っていて、子供がパスワードや指紋認証を使用した。
②キャリア決済機能が使えて、簡単に決済が行えるようになっていた。
③残高から使用できるようになっていた。
④その他理由による
いずれにせよ、親が子供に『課金なんてどんどんやれ!』という状態以外で、知らない内に課金請求が来たってことは、
『親の同意無く子供が勝手に親のクレジットなどの情報を利用し、課金を行った』という事になる。
もちろん、子供のおこづかいでどうにかなるレベルならば、おこづかいを没収すれば良いのだが、数万円~数十万円という高額請求をされた、という情報もある。
私も子供にいつの間にか五万円程度の課金をされていて、当時は一律給付金10万円!なんてあったからとりあえず払えるな~くらいにしか思っていなかったが、ある日Twitterに興味深い情報が出回っていた。
『課金 未成年者取り消し』
なんのことだか深堀していくと、どうやら未成年者が親の同意無しに親のクレジット情報等からアプリ課金をした場合、一度きりではあるが、救済措置があるというのだ。
今回は私のパターンで説明していこうと思います。
課金されたのに気がついたのは、6月半ばにクレジットカード会社から一通のメールがきた。
『6月◯◯日にカードが使われました。心当たりはありませんか?』的な内容だった。
その日にカードを使った覚えが無かったので、とりあえずカード履歴を見てみると、『Googleプレイ◯◯◯円』みたいな感じで、アプリに課金しているような情報だった。
その為、スマホアプリに没頭していた息子を問いただすと、あっさり白状。
4日間に渡り、私のクレジット情報から課金をしていたようだ。
これがまた厄介なところで、私のスマホと子供のスマホは別のGoogleアカウントを使用している。
息子のアカウント宛のGメールなんて、YouTubeからのオススメ通知ぐらいしか来ないので、私の端末とはメールを同期していなかった。
そして、子供のスマホで過去に一度課金をせがまれて、お手伝いを条件にクレジット情報を入力し、課金してやった。
その時、しっかりと『利用する度、パスワードを要求する』にチェックを入れていた。
だが、ここからが今の時代の怖い所で、スマホを開く際に要求されるロック解除方法を『指紋認証』にしていた。
もちろん、子供用端末なので、どこかにスマホを、落として拾われでもしたら悪用されるのでセキュリティはパスコードと指紋認証をつけていた。
しかし、子供用なのに子供の指紋を登録しないのも、毎回毎回パスコード打つのも面倒であろう。と子供の指紋も登録していた。
そしてあろうことか、クレジット使用ごとのパスワード請求が、『指紋認証』となっていたのだ!!
これでは、いくらひねくれたパスワードを設定しても指紋さえ登録されていれば何度でもクレジット情報から課金が行えてしまう。
しかも、子供はまだお金の価値もわからない小学生…。
そんなこんなで、トータル五万円の課金をされてしまったのである。
【対応①】
Googleプレイの場合となるが、規約に『家族などが自分の同意無しに利用したものに対して48時間以内ならキャンセルできる』というものがある。
これを利用できればキャンセルすることは可能だ。
【対応②】
対応①ができない、つまり48時間以上経過してしまった場合はどうするのか?
まずはGoogleプレイから来たメールやクレジットカードの利用状態から、課金された日付や金額、回数などを紙に書いておこう。
その後、まずは『消費者センター』へ電話する。
調べればすぐに地域の番号が出てくるので、そこに電話して事情を説明する。
すると、センターの人も何件か同様の案件を受けた事があるようで、話はスムーズに進み、『未成年者取り消しの対象』となる可能性がある、と告げられた。
その後、Googleプレイカスタマーセンターの電話番号を調べてくれ、事情を説明するように促された。
『消費者センターに相談した』という事実を伝えるように、と。
ちなみに、Googleプレイのカスタマーセンターの電話番号は普通に探すとなかなか出てこない(笑)
そしていざGoogleプレイカスタマーセンターに電話するが、『コロナの影響で電話対応はしていない』と機械音声で言われた。
そこで、今度はカスタマーチャットサポートへ繋いでみた。
かなり真摯な対応をしていただいたが、やはり48時間を過ぎているからなのか『Googleプレイ側では対応できない』との返答だった。
しかしながら、向こう側も『未成年者取り消し』について心得があるようで、課金先のアプリ会社に問い合わせてみるといいですよ、とメールアドレスを教えてくれた。
Googleに拒否られた時点でほぼ諦めていたが、そこに問い合わせてみると、まさかの前向きな回答が返ってきました(゚∀゚)
『課金されたアイテム名、Google注文番号、お子さまと証明できる書類の写真、アプリのトップ画面、それぞれを添付し、返信下さい。』
とのこと(゚∀゚)
結果、
1社は返金できて、1社は返金不可でした。
不可な理由としては『Googleの判断に準ずる』というものでした。
なので、不可の方も正しいやり方を用いれば返金が可能となるのでしょうが、もう『払うもの』と捉えているのでこれ以上の深追いはしません。
今回は『子供が勝手にしたアプリへの課金』について書きましたが、いかがだったでしょうか?
対応策として、
・子供のアカウントのメールは、親の端末で受け取れるように同期しておく。
・クレジットカード情報はいちいち消しておく
・もし課金されても、Googleなら48時間以内であればキャンセルできる。
・48時間以上経過してしまっても、『未成年者取り消し』というものがあり、取り消せる場合がある。
ということですね(・ω・)
以上!